このブログを始めるきっかけをくれた息子を紹介します。
名前はケンケン、2018(平成30)年8月30日生まれ。
3歳になる年の春、姉と同じ幼稚園に通わせようとプレ保育に通い始めたころ、担当の先生から「発達に関して、他の子と比べて気になるところがあるので、一度専門の病院で診てもらったほうが良い」と指摘があり、発達外来のある小児科を受診。発達検査を受け、自閉スペクトラム症と診断を受けました。
その後、幼稚園はあきらめ、地域のデイサービスに通い、通所支援施設(保育園と同等)に小学校までの3年間通えることになりました。
並行して、地域の療育センターにて定期的な発達検査やOT、STを受けさせながら、ゆっくりながら成長していく様子を見守っています。
知能指数(IQ)ではなく、発達指数(EQ)を測るテストを行い、ケンケンはEQ50の判定。つまり実年齢のおよそ半分(50%程度)の発達度合いといったところ。
例:実年齢は3歳だが、言葉や物事の理解度は1歳から1歳6か月程度。
この場合、中度知的障害とのことで、東京都での療育手帳である「愛の手帳」を取得することができます。療育手帳を取得することで、受けられる公的サービスがたくさんあるので、それらもできる限りこのブログで紹介し、同じような境遇にあるご家族の一助となれば幸いです。
息子のおかげで、これまで知らなかった世界をたくさん教えてもらいました。そしてこれからも、自分の人生とは縁がなかった人たちとの出会いを通して、知らなかった世界を勉強していきたいと思います。
そして最終的には、息子のような障害を持つ人々が、成長して親亡き後も安心して過ごせる社会になればいいなと思う今日この頃です。
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